11話 執筆を終えた充実と孤独と虚心
- 奈良環境知足庵
- 2024年10月31日
- 読了時間: 2分
ほぼ一年間の執筆では、複雑系を整理するような状態で、終着点の姿が右往左往していたので、「何を書いている?」の繰り返しでした。
やっとたどり着いた『気候変動での生き様』は、自然界の人類が人間界を作っている、このバカげた視点、この論調にたどり着いています。
ですから、一人一人の生き方は、他のご専門の方々にお任せして、個々人の「シンクグローバリー・アクトローカリー」での生き様について、しかも十人十色として、環境オタクの“理”で無責任にまとめています。
そして、AI翻訳で世界の人々がこの“生き様”を考えるとしても、この本が読める生活レベルの方々を対象に、ガイアでの気候変動からの波及を話し掛けています。
このように設定してしまうと、既にSDGsではありませんね。
“生き様”を考えることができる人々を対象にしていますから、人類の約半数を無視していることになります。
この現実も受け入れて、新しい人間界への進化の中で、自身の居場所の確保ができることを示したつもりです。
安住と信頼の器での“安心と豊かさ”を求めて、自身の和みを感じつつ「生き甲斐を見付けていく」ことが望ましい姿だと思っています。人それぞれで。
十人十色ですから、今の暮らしが満足か不服かなど個人差があることに思いを寄せて、自身の欲求に生き甲斐を持つことが出来るよう、そして、何よりもガイアの人類として、アクトローカリーが実践されれば、そこに『自分ごと化』による気候変動への対応があるでしょう。
その時には、シンクグローバリーでの人存エネルギーの使い方が、大きく変化すると期待しています。
このような考え方、“理”は、奈良環境知足庵の孤独な屁理屈かもしれません。
しかも、「“理”に合わないから非合理だ」と言われても、「“理”が無いから合わせようがない」と言い返してしまう、合理外という開き直りもありますので、・・・。
そう、これには、抵抗感もあるでしょうから、2月に出版予定の『気候変動での生き様』も、読みづらいかも知れません。
この執筆の前には、『チョウの舞うガイア』を奈良環境知足庵のホームページに掲載したのですが、それはCOOL CHOICEの君野イマさんとミライさんの語らいで書きましたので、気楽に読めるようにしたのですが、『気候変動での生き様』は、世に問い掛ける意識もありましたので、ほぼ全力投球で書いたかも知れません。
分不相応な執筆と思いつつ、公園のベンチでボンヤリと雀を探してみます。
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