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13話 生物は、物理と化学と神秘で生きている

 今日は、パリ協定発効の日だそうです。

 そして、明日は、「パリ協定を離脱した」トランプさんの大統領選挙の日です。

 巷のニュースでは、本名も知らないし顔も見たことが無いバーチャルな指示役の下で、強盗殺人事件が多発している現実、選択した結果の答えは一つというリアルがあります。

 リアルとバーチャルが混合している社会性システムの世俗は、騒々しく渦巻いているので、人間界から離れて自然界の「真実に触れるひと時」を持ちましょう。

 突然ですが、ウイルスは有機物の物質ですし、生物そのものも、代謝機能と生殖機能を持つ物体ですよね。

 代謝機能と生殖機能は物理・化学反応ですから、生物は、物理・化学の作用で生きていることになって、他の物質・物体と違うのは、この機能、生命の有無だけです。

 このように言うと、生物学という学問は、・・・。

 私自身は、中学生までは生物が好きで、高校では物理が得意で、大学は応用科学科で、大阪府ではテクノクラートを自己実現の対象にしていました。

 そう、ほぼ純粋な理工系の思考ですので、神秘の塊と言える生物は、バイオミメティクスも含めて、独立した学問と思っています。

 ただ、生命現象も含めて、人々の精神面でも、物理・化学が作用しているのでしょう。

 病気の治療は、投薬・手術にしても鍼灸やカウンセリングにしても、物理的・化学的な付加をすることで、体内の物理的・化学的作用を正常化させることと思っています。

治療によって、あなたの各種ホルモンやドーパミンなどが、各部位の細胞の代謝を正常にしてくれるのでしょう。言い換えれば、正常な新陳代謝の『自分ごと化』ですね。

 もっとも、なぜ生きているのか、生命は「未知」で神秘の塊ですから、そこには神様がおられるのでしょう。そして、人間界には宗教も。

 様々な科学技術を採用してきた「数10億年の生物進化」は、適者生存、弱肉強食の自然淘汰を繰り返して、この勝ち組になった代謝・生殖機能の物体が、現在のガイアに、生物多様性の生態系を築いています。

 この進化の途上で、光の屈折で焦点を用いれば「景色や獲物などの像が認識できる」、この科学的知識と、レンズの造り方やその使い方という工学・技能をDNAが発見して、シーラカンス(魚類)やイカ・タコの頭足類(貝類)などは、その目に「レンズを採用」と決定したのですね。

 もし、学校で習う前から「光の特性を理解」して、しかも、「レンズという構造」や「透明なタンパク質」の有効性に気付いて、それを「工作で造る」子供が居たら、天才を超えた神様かも知れません。

 『気候変動での生き様』では、この進化の過程のうち、細胞の進化ではなく、集団の進化に着目しています。

 
 
 

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