top of page

16話 ソーシャルメディアは『人間の広がり』の大爆発

更新日:2024年12月6日

 2月に出版予定の『気候変動での生き様(仮)』では、アクトローカリーは【生き方】と見て、十人十色で各人に任せています。そして、シンクグローバリーが【生き様】であって、気候変動という自然界の中で、人々の集団はどのようであるかを整理したつもりです。

 このような考え方なので、第14話では、米国大統領選挙をほぼ完勝で返り咲いたトランプさんについて、雌伏4年の【生き様】なのに、トランプ風の【生き方】と言っています。

 彼やその取り巻きの様は、シンクグローバリーではなくて、人間界だけへの内向きの器に閉じこもっていますので、自然界という外向きに対してではなく、敵対する「理念先行型」陣営への強烈な「威圧罵倒型」の対決ですから、人間界に閉じこもった外向き、自然界では内向きの様相ですね。

 とても、シンクグローバリーとは言えない【生き様】なので、『気候変動での生き様』では、このような様は【生き方】として、アクトローカリーの対象にしています。

 ところで、米国大統領選挙で驚いたことは、ソーシャルメディアという〔社会性システム〕が、物凄い力を発揮して、集団を共鳴させていたことです。

 米国土安全保障省も心配した外国の敵対勢力からの「未曽有の量の偽情報」だけではなく、言論・表現の“自由”を掲げて、自らも作り話を発信したイーロン・マスクさんなど、「かつてない規模」での偽情報が拡散・増幅していたことは、異常ではなく、これからの【生き様】なのでしょう。

 結果として完勝の成功ですから、彼らが言う“自由”、自身の価値観での“自由”がまかり通って、アメリカンドリームを叶えていくのも、進化での適者生存になりますね。

 世界一の大富豪は、次期大統領が新設する「政府効率化省(DOGE)」のトップに、指名されましたが、早々と自身がCEOのXで、自身への批判者に攻撃しています。

 そう、大手EVのテスラと、宇宙開発企業のスペースXのCEOでもある彼には、攻撃できる“自由”な知・技・権・財の人存エネルギーがあるのでしょう。

 ソーシャルメディアという新しい空間には、強烈な捕食者が君臨した状態だと思います。

 正に、動物多様性での大進化と言われる【カンブリア大爆発】のようですね。

 それまでは、水中を漂うか海の底を這う程度の30種類ほどの動物だったのに、5億3千年前のカンブリア紀の海では、一気に1万種になったようです。

 始まりは、沢山のヒレを持って海底を泳ぐ肉食動物、アノマロカリスです。

 多くのヒレによる正確な位置調整で獲物を得て、繁殖したそうです。

 最強の捕食動物から逃れるため、他の動物種はトゲや鎧、足や目を持ったり、様々に工夫した進化の多様性を展開して、背骨のような脊索で体をくねらせて泳いだのがピカイヤ、後に魚になった動物です。

 アノマロカリスは、2000万年後に種の絶滅なのですが、弱かった魚は、人類の祖先ですね。

 ソーシャルメディアという社会性システムでも、強烈な捕食者が存在することで、〔人間の広がり〕に多様性の大爆発が起きるかもしれません。

 
 
 

最新記事

すべて表示
第38話 『生き様と備え』の読書トリセツ (2)

お読みになった方への読後トリセツ  『生き様』や『備え』で記述した真実に、冷徹に向き合えなかったとか、「地動説の真実から避けた」、そのような読後への取り扱い説明です。  第35話では、物理空間での“生欲”と認知空間での“物欲”の違いを示しました。  そして、第36話では、さらに“生欲”と“物欲”の意味を説明しています。  このように、『生き様』と『備え』では、生欲 & 物欲、物理空間 & 認知空

 
 
 
第37話 『生き様と備え』の読書トリセツ (1)

お読みになる方への読前トリセツ  一般的に、電化製品や自動車などの機器類では、生産者責任の観点もあって、詳しい取り扱い説明、いわゆるトリセツが付されています。ほぼ読むことの無い保険の契約などは、この情報の塊のようなものだと思います。  さて、『気候変動での生き様』と『気候変動への備え』のトリセツはどうでしょうか。  天動説に居る『生き様』や『備え』の読み手は、果たして、地動説の観点で記述した両書の

 
 
 

コメント

5つ星のうち0と評価されています。
まだ評価がありません

評価を追加
  • Twitter Classic
  • c-facebook
  • c-flickr
bottom of page