8話『気候変動での生き様(仮)』の出版を契約
- 奈良環境知足庵
- 2024年10月20日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年10月31日
この度、『気候変動での生き様(仮)』、この本を出版することにしました。
合名会社アメージングアドベンチャーさんと、10月18日に、何と電子契約。
契約もDXの時代ですね。出版時期は、来年の2月の予定です。
『気候変動での生き様(仮)』は、タイトルのとおり、人々の「生き様」を書いています。
昨年の末に執筆を構想して、当初は、『移ろう世での和み』と題して、「気候変動とのお付き合い《起》」、「非国家アクターの様々な欲求《承》」、「心が無い社会性システムの欲求《転》」、「システムが醸し出す行動変容《結》」で、起承転結による《デコ活》を応援するような内容でした。
人々の暮らし方で、これからの気候変動に向けた《デコ活》が示す【自分ごと化】へのあり方や、それへの対応策が、結論として見えるようにしようと思っていました。
しかしながら、環境オタクは、とても『人生訓』を言える立場・知見ではありませんので、人々の「生き方」を探索するような書き方は止めて、「生き方」のベースになっている「生き様」で、環境オタクの感じていることをまとめました。
早春には、人々が暮らすことでの生き甲斐の場所に着目し、『世の移ろいに和む』というタイトルで整理し直し、晩春には、人ではなくて社会性システムに着眼点を変えて、『社会の進化途上に』というタイトルで、執筆を進めていました。
結局は、『気候変動での生き様』でまとめて、6月18日に奈良環境カウンセラー協会のメンバーに、ご意見をお聞きしました。
「難しいタイトルです」とか、「内容が難しすぎる」とか、「誰に向けた本か」などのご意見があり、その通りと思いながら一層の推考を重ねて、出版物と言える状態にたどり着けたと思います。
酷暑日もあった夏では、「人文エネルギー」の称し方を「人存エネルギー」に変更するなど、組織・構造・仕組み・制度、【社会性システム】が、人間界を自然界から独立させているという考えで整理して、このシステムを駆動する知識力・技術力・権力・財力、【人存エネルギー】が、〔不易〕の気候変動で、どのような〔流行〕のイタズラをしているのか、その構成員の「生き様」を観るようにしました。
ノウホワット(know-what)、生きている意義、生物進化の途上で生かされていることでの様子を探して、その現実的なあり様を書いています。
物事の方法や手順、物事の秘訣といった意味のノウハウ(know-how)、「生きる術」、「生き方」については、哲学や心理学、行動科学などに示されていると思います。
ですから、人生哲学のような心を打つ「学び」とか、宗教のような心への振り返りもある「悟り」、これからどうなるという「占い」などは、その専門の方々にお任せして、あくまでも気候変動が主役の「世の移ろい」、〔不易〕の中で、どのような“生き様”があるのか、何が課題?を推考してまとめたつもりです。
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