第36話 “物欲”の人間集団は、都市がビオトープ
- 奈良環境知足庵

- 2月3日
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欲求については、「①生理的欲求」「②安全の欲求」「③社会的欲求」「④承認欲求」「⑤自己実現の欲求」のマズローの「欲求の五段階」が素直です。
しかしながら、『気候変動への備え』では、オタク造語の一つで“生欲”と“物欲”を用いています。
「欲求の五段階」のうち、①や②がほぼ“生欲”で、④や⑤は“物欲”だと思います。造語にした本人が「思います」と言うほど、言葉の意味はちょっと難しいかも知れません。
「人々が生きて暮らしている空間」を図にすると、次のようなイメージです。

“生欲”は、生命の誕生から、万物の霊長が誕生する間の進化で、全ての生物、微生物も植物も、その細胞は、「安心」と「豊かさ」の欲求、DNAでの“生欲”を持って生きているとしています。
一方の“物欲”は、ホモサピエンスが人間界の認知情報から得る欲求であって、この欲求に「生き様」を託している様相が、『気候変動での生き様』です。
都市機能が無い被災地での暮らしは、適者生存で生存競争している生物の姿が前面に出ます。災害直後での人の集団の動きは、物欲ではなく生欲が優先していると思われます。
ここでの集団は、“生欲”での絆に関わる情報になって、DNAでのビオ情報そのもの、本能が前面に出ていると思います。
他方で、「生きている」よりも「暮らしている」都市というビオトープでは、ビオ情報よりも、情報過多というホモ情報の認知空間で生活しているのでしょう。“物欲”で。


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